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姫路こころの事業団はこんな考えをもって活動しています
わが国は20世紀後半の高度経済成長の結果、まれにみる豊かな国になりました。世界のGDPの6分1を享受し、都市や家庭には物があふれ、地球の大半を占める貧しい地域では考えられないような贅沢な暮らしをするようになりました。
しかし、そのように物質的に豊かになった反面、心の面が豊かになったとは言えない、というところが、私たち日本人の不幸ではないでしょうか。とくにハンディキャップを負う障害者や高齢者にとって、社会状況はますます生きづらいものになってはいないでしょうか。
まして、 障害者に対する社会の偏見や差別がいまなお根強くのこる現在、 障害者にとって、こうした「社会的」障害のある環境のなかでは、安らかに生きる状況ではありません。
私たちは、 障害のある人々や高齢者が、この生きにくい社会で、自身の障害と連れ立って、「ふつう」に生きていけるように、支援事業を行います。
・いのちを大切にして、いのちを生かす。
・こころを豊かにして、こころの活力を回復する。
・自立して生活でき社会参加できる能力を育てる。
いのちを生かす――これが私たちの根本理念です。どれほど心身の障害が重度でも、あたり前に、自然に生きていける社会、それが私たちの目指すところです。
あまり力むことなく自然に障害者のあるがままの姿と向き合い、そのあたり前の生活を実現したい、というのが私たちの支援事業におけるノーマライゼーションの考えです。それが特殊で特別なものでなくなるとき、はじめて「ノーマル」な生き方を獲得したと言えるでしょう。
以上の理念にもとづき、私たちは、障害者支援事業を柱に、関連事業も合わせて実施することにより、地域福祉に寄与したいと考えます。 |